家を買うという事 はどんなこと？　

「家を買うこと」は「環境を買うことです」

当ページを見てくださっているということは少なからず、家を買うタイミングということでごリサーチされていらっしゃることと思います。
これはあくまで意識の話となるため、私は日ごろからお客様に「家を買う」ということは、「環境を買うことです」とお伝えしています。

慣れない夢のマイホーム探し、どうしてもウェブ検索で入力できる「条件」や、「機能面」に目が行きがちですが、人は環境に大きく影響を受けるものと考えます。

家を買う費用、家を買う頭金や、わかりやすい条件・性能も重要ですが、それ以上に、「その家を買うと、どのような暮らしがかなうのか」というポイントを大切に考えて頂きたいと思っています。

極論を言えば、（リフォーム費用はかかりますが）おうちの中は、リフォームでご希望通りに作り変えることが可能です。
しかし、立地や、雰囲気、眺め、近隣のコミュニティ、緑の豊かさなどは、ご自分の頑張りではほぼ変えられません。
そこに暮らし、どのような毎日を送りたいか、ぜひイメージしている生活スタイルを思い描いて頂き、そこに近づくことが叶う家探しを実現していただきたいと思います。

「家を買うこと」はライフプランニングを明確にするとき

家を買うタイミングはライフプランニングを明確にする必要があると考えています。
家を買うタイミングに検討しなければいけないことはたくさんあります。
まず考えるべきは「理想のくらし方」です。 「理想とする将来のライフスタイルを実現する為には、
どのような家を買うという事かということです。

「家を買うこと」は家を買う夢を実現すること

現実的には「家を買うこと」は、家を買う夢を実現し、自分が目指すライフスタイルを叶える為の手段だと思います。
お客様の中には「家を買うこと」そのものを目的としている方も結構いらっしゃいますが、ライフプランニングがあいまいな方と明確な方では、将来の満足度合に差が出やすいように感じます。家を買う年齢も数年、数十年と過ごす中で、ライフスタイルは年々変わっていきます。

職場が変更される方もいらっしゃれば、ご結婚、お子様の出生などで家族が増えたり、たくさんあるライフイベントによってその時の最適な自分の家は変わっていきます。 例えば、一人暮らしの方やご夫婦お２人であれば、ある程度手狭でもアクセスのよい駅近くの都市部が便利です。

しかし、子どもが生まれれば保育園の有無や、親御様宅との距離によっても利便性が変わったり、
行政の補助や学区など以前は考えもしなかった条件が検討材料として現れたりして家を買う年齢や
家を買うタイミングが当初の予定とは異なったりもします。

イメージしているライフスタイルのイメージが不確実なままですと、家を買う夢をかなえた後にくらし方の変化が起きた時に『こんなはずではなかった』という心残りなことが起きやすいのです。

その為にまずは、『現時点での世帯の人数、家具、持ち物、趣味、通勤通学等の毎日の生活スタイル』を確認して『将来どんな暮らしをしたいか』できるだけリアルにイメージをして頂き、その実現になくてはならない住まいはどんな風なのか検討することが大切です。

「家を買うこと」はライフプランニングを計画することです

「家を買うという事」と同じくらい大切なのが資金計画ライフプランニングです。
家を買う年齢、家を買う費用、家を買う頭金や住宅ローンシミュレーションして
長期借入を行うため、住宅ローンの返済だけにとどまらず、住宅資金以外に教育資金・老後資金を含んだ三大資金と言われているライフプランニングをしっかりと行う必要があります。

理想のくらし方がある程度定まっている方でも、「家を買うこと」ということは非常に大きな決断が付きものです。
そうやすやすとは決めることができるようなことではない理由としては、やはりお金に関する問題が大きいと考えられます。
家はライフステージにおいて最も大きい買い物の一つです。ほとんどの人は高額な住宅ローンを組まれていらっしゃいますので、そういった負担を思えば「とりあえず賃貸でいいかなぁ」と思われるお気持ちもわかるような気もします。

とはゆえども、もちろん賃貸の方が良いという方もいらっしゃいますが、適切な計画の基に進めて「家を買うという事」の多くのメリットを得ることが可能です。
よく耳にする話としては、 「家賃」はいくら払っても返ってこないが、住宅ローンは自分の資産になる」というポイントです。

もちろん、無理のない返済計画ということがポイントですが、きちんと資産価値が維持される不動産で「家を買うという事」ができれば、住宅ローン完済後には「家を買うという事」が資産という不動産を購入したこととなりあなたの財産として残り、引き継ぐことも適正な価格で売却する事もできます。