今日は床の貼替えリフォームに適した床材の特徴について説明します。
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「床の老朽化が気になる」「床を張り替えて雰囲気を変えたい」など床のリフォームを検討するタイミングがあるでしょう。
床材は種類やデザインの選択肢が多く悩みますよね。
部屋の印象を大きく左右するものなので、床材の種類や各メリット・デメリットを理解して後悔のない床リフォームをしてください
床の貼替えリフォーム床材の種類について
床のリフォームを検討する場合、まずは床材の種類を整理しましょう。
部屋の用途や家族構成によって向き不向きがあるので、特徴を理解して選ぶことが必要です。
無垢フローリング
フロリーングは木を材料にした床材で、もっとも一般的で人気があります。
「無垢フローリング」と「合板フローリング」の大きく2つに分けられます。
無垢材は丸太から切り出し、木を自然な状態で利用する床材です。
無垢フローリングに使用される代表的な木材をみていきましょう。
ウォールナット
ウォールナットは、クルミ科の広葉樹です。
落ち着いた濃厚な色が特徴で、シックなテイストの部屋に向いています。
適度な油分を含みなめらかな質感で、古くから家具材や床材として使われています。
オーク
オークは、ブナ科の広葉樹です。
ナラの木とも呼ばれます。
虎斑(とらふ)という模様を持ち、木目がはっきりしていることが特徴です。
野球のバットに使われるほど、硬く重厚な素材です。
ブラックチェリー
ブラックチェリーは、バラ科サクラ属の広葉樹です。
淡く柔らかい色合いの木目で、きめが細かくなめらかな手触りが特徴です。
経年変化で赤みを持ったブラウンに変わっていきます。
高級感があり落ち着いた印象です。
メープル
メープルは、カエデ科の広葉樹です。
きめ細やかで、明るく淡い色目の木材です。
ナチュラルな雰囲気が特徴で、シンプルで素朴なテイストの部屋に向いています。
ヒノキ
ヒノキは、ヒノキ科の針葉樹です。
広葉樹に比べやわらかく、湿気に強く腐りにくい特徴があります。
独特な香りをもち、リラックス効果や抗菌作用があります。
合板フローリング
合板フローリングは人工的に作られた薄い合板を重ね合わせ、表面に化粧材を張り合わせた床材です。
複合フローリングとも呼ばれます。
合板基材の表面に貼る化粧材の種類により大きく3つに分けられます。
挽き板タイプ
2mmほどの厚みに削った化粧材を基材に貼る方法です。
表面の化粧材に厚みがあるので無垢材と同じような質感です。
突き板タイプ
0.3~1mmほどの厚みに削った化粧材を基材に貼る方法です。
無垢材や挽き板タイプに比べ安価でありながら、素材の風合いを感じられます。
シートタイプ
オレフィンと呼ばれる専用の樹脂や木目を印刷した紙素材のシートを貼る方法です。
人工的に作られたシートなので、種類や機能が豊富です。
クッションフロア
クッションフロアは塩化ビニール樹脂が主成分のロールシート状の床材です。
CFシートとも呼ばれます。
触れた感触が柔らかく、クッション性があり衝撃を吸収することが特徴です。
デザインの自由度が高く、種類が豊富です。
内部にスポンジ状の防音材を加工したものなど、機能面も充実しています。
床材のなかで安価な素材なので、リフォームを気軽に楽しめます。
フロアタイル
フロアタイルは塩化ビニール製のタイル状の床材です。
先にご紹介した同じ塩化ビニール素材のクッションフロアと比較しながら解説します。
クッションフロアはシート状でクッション性があるのに対して、フロアタイルはクッション性がなく硬く加工されていて、タイルのように組み合わせて床に並べます。
カーペット・タイルカーペット
カーペットは繊維で作られた床用の敷物です。
使われる素材は天然繊維のウール・コットン・リネン、化学繊維のナイロン・ポリエステル・アクリルなどが一般的です。
生地のように作られ床全体を覆う「カーペット」と、50cm角ほどのタイル状に加工された「タイルカーペット」があります。
床の貼替えリフォームに適したそれぞれの床材のメリット
無垢フローリングのメリット
風合いや香りがよく、自然素材ならではの唯一無二な存在感があります。
化学物質によるアレルギーやシックハウスが起こりにくいです。
調湿性に優れ、冬はあたたかく夏は湿気がこもりにくいため、年中快適に過ごせることがメリットです。
合板フローリングのメリット
外的要因で変化することが少なく、温度や湿度に強いため膨張・伸縮が起こりにくい特徴があります。
無垢フローリングより材料費が安価で施工が簡単なので、施工費を抑えられる傾向があります。
また、水・傷に強く汚れにくく掃除がしやすいです。
割れ・反りが生じにくいので、床暖房に対応しているものが多いのも嬉しい特徴です。
表面に貼る木材は無垢材や印刷されたシートなど種類が豊富なので、選択肢が幅広いです。
クッションフロアのメリット
表面がビニールで水を弾く素材なので、濡れたときも拭き取るだけで汚れの跡が残りません。
洗面所やトイレ、キッチンなど水回りで用いるのに適しています。
汚れが気になるときは中性洗剤でこすり落とすことができるので、メンテナンスが簡単です。
それだけでなく、衝撃を吸収する柔らかい性質なので、子どもがいる家庭は安心です。
体に触れる感触がやさしく、物音が下階に響くことを最小限にとどめるメリットがあります。
フロアタイルのメリット
フロアタイルは傷に強く、耐久性があります。
油汚れが落ちやすくメンテナンスしやすいことから、特にキッチンや洗面所での使用がおすすめです。
柄やカラーバリエーションが豊富で、リアルな素材感は本物のタイルと見間違えるほどです。
カーペット・タイルカーペットのメリット
高級感があり、艶がある印象が特徴です。
繊維に多くの空気を含むため、断熱効果が高く保温性があります。
サイズやカラーバリエーションが多く、好みの製品を選べます。
床の貼替えリフォームに適したそれぞれの床材のデメリット
無垢フローリングのデメリット
外部刺激に弱く、傷・割れ・ねじれ・反りが生じやすいため、メンテナンスに手間がかかるデメリットがあります。
一度ついた傷や汚れは元どおり修復することが難しいです。
床暖房に対応していないものが多いです。
合板フローリングのデメリット
合板材は板と板を接着剤で貼り合わせていて、接着部分の寿命が短く10~20年でメンテナンスすることが一般的です。
接着剤に化学物質が含まれるのでアレルギーやシックハウスの発症が懸念されます。
無垢フローリングに比べると肌触りや木の温かみは劣り、人工的な雰囲気を感じます。
クッションフロアのデメリット
一度傷が付くと修復が難しく、家具の重みにより凹みができます。
耐久性が低く、劣化が早いです。
熱に弱く、強い日差しが差し込む場所は劣化や変色が起こりやすいです。
熱湯で溶けてしまうことがあるので注意が必要です。
フロアタイルのデメリット
目地と呼ばれるタイルとタイルの間に汚れがたまりやすいので、定期的な掃除が必要です。
硬く冷たい素材なので、冬は足元がひんやりと感じます。
特に水に濡れたときは滑りやすいので、注意しましょう。
クッションフロアと同じ塩化ビニール素材ですが、フロアタイルの方がコストがかかります。
カーペット・タイルカーペットのデメリット
ダニの温床になることや、汚れが落ちにくいデメリットがあります。
繊維素材なので、種類によっては夏場は熱がこもりやすいので、住んでいる地域によっては湿気をにがす素材を選びましょう。
床の貼替えリフォームに適したそれぞれの床材の特徴まとめ
床は部屋の中で、壁の次に多くの面積を占める建材です。
床の色や種類によって部屋全体の雰囲気は大きく変わります。
その分リフォームのやりがいがあるので、それぞれの特徴をおさえて納得のいく床材を選びましょう。
参考
・生前整理の必要性と元気なうちに学ぶ方法
・物件のリノベーションとは?方法や予算やポイントなども徹底解説!
・加齢年金の受給資格や支給額は?老後の収入に役立つ制度
・一戸建てをリフォームするならサイディング!種類やメンテナンス時期は?
・マンションリフォームを上手にするポイントとは?範囲や準備・注意点まとめ
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