現在マンション、一戸建て中古物件の購入を検討している方は、購入物件の選び方やおすすめポイントなどがあるのか、考えているのではないでしょうか。ここでは、中古物件の購入を検討している方に向けて、選び方うあ流れなどをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてもらえば幸いです。
中古物件購入を検討する際の選び方について
中古物件を購入するときの選び方について解説していきます。
なぜ売りに出されているのかを考える
物件が市場に出ているということは、言うに及ばず誰か物件を売却したい方がいるということになります。なぜその人がその物件を売却したいと思ったかを考えてみてください。ひょっとしたら、周辺環境があまりよくないのか、家族のあいだでなにかご事情あったのかなど、いろいろ予測できるかと思います。なにかしら問題があるケースもあるので、しっかりと売却理由調べて、意識しておくようにして下さい。
築年数だけでは判断できない、実際の見た目
築年数はそれなりに新しくても、売りに出されている以上、それ相応の物件の不具合があるかも知れません。今まで暮らしていた人のメンテナンスの状況によっては、あまり長くは住めない状態になっていたり、購入後すぐにリフォームなどをする必要がある状況になるかもしれません。築年数以外の、実際の物件の様子もしっかりと調査しておいた方が良いでしょう。
内覧は雨の日にも行く
晴れた日に内覧をしに行ったほうがなにかと気分も晴れるかと思いますが、に特に戸建ての場合は雨の日チェックをしておくことで雨漏りの確認をすることができます。雨漏りしてしまっているような物件であれば、もちろんのこと選定方法としては無しになることでしょう。このように、物件の不具合などをみつけるためにも、雨の日にも内覧に行くようにしておきましょう。
設備関係のチェックは念入りに行いましょう
設備関係について、とくに水回りはカビや異臭などが起きているケースがあります。これらをチェックし、不具合がなければよいのですが、カビなどが少しでも見られるのであれば、選び方としてはリフォームが必要になると思います。例えばカビがある部分がクロス等の表面だけではなく下地部分までにカビがある可能性が高いので費用がクロスプラス下地交換費用となりリフォーム費用が少し高くなりますのでなるべく衛生的な物件を見つけるようにしていきましょう。
中古物件購入費用は総額で確認しておく必要があります
中古物件である以上、もちろん新築よりも安いことが大半だと思いますが、まれに新築物件よりも高くなってしまうケースというものがあり得ます。どういうことかと言いますと、リフォーム・リノベーション前提の物件で、リフォーム・リノベーション費用と物件の費用を一緒にすると、結果的に新築並みの値段になってしまうというケースです。リフォーム・リノベーションは売主がおこなってくれるケースがありますが、自分がおこなうことになったときには、よけいなところで出費をしてしまうことにもなってしまうかもしれません。物件購入費用面については部分的な事だけではなく、トータル金額でよく確認しておくようにしましょう
中古物件購入を検討するメリットについて
中古物件には、新築物件にはないメリットがあります。中古物件のメリットを解説していきます。
中古一戸建ては新築よりも安く購入することができる
中古物件購入のメリットは、新築物件よりも安く購入することができるといったポイントだと言えると思います。新築物件は、一度住んでしまったらその時点で中古という扱いであると言えます。そのため新築を購入しても実質中古を購入したのとほとんど変わらない状態になる、と考える方もいらっしゃると思われます。そのように考えたとき、中古物件は安いという非常に大きなメリットがありますので、選ぶ価値は十分にあるのではないでしょうか。
空き家対策を検討している人がたくさんいる
中古の戸建て物件の場合、空き家にしておくことでさまざまなデメリットが発生してしまいます。所有者に対する固定資産税がかなり高額だったとか、長期にわたり維持費を支払うことで費用の捻出が難しかったりです。そのように維持費でお金がたくさん必要となって負担となってしまうことを恐れて、すぐに手放したいと考える方がたくさんいるので、価格もお手頃で選択肢も多い中古住宅を購入するのがよいと思います。
実物を見て確認することができるので安心して購入を検討することを可能にする
新築物件の場合、モデルルームや設計図面を確認して購入を決断を下さなければならず、判断しきれない部分があるという問題があります。その点では、中古物件はすでに実際に存在している物件になるので、実物を見て、どのような状態かを確認しながら購入することができるというメリットがあります。
中古物件インスペクションサポート(建物診断)・設備サポート(水回りなどの設備診断)等のサポートサービスのあります。
また、内覧の際に近隣の騒音状況やゴミなどの問題もチェックすることができるため、実際に住んだ場合のイメージを持ちやすいという点もあります。中古物件の場合、新築よりもエリアや広さ、間取りなど、希望どおりになりやすいというメリットもあります。住みたい町の中古物件を探し、どのような物件なのかを確認して購入を検討することが可能なため、自由度が大きくなります。人気のエリアの中古物件を購入して、ストレスを感じずに生活するということもしやすくなってきています。
中古物件購入を検討するメリットについて
中古物件購入には数多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもありますので、ご説明します。
物件の維持費又はリフォーム費用が高くなってしまう
中古物件となますと、もちろんのこと、新築よりも建設されてから時間が過ぎているので、物件の故障や不具合が起こりやすいという問題が起こりぎみです。そうなると修理費用や維持費をかけないとならなくなり、意外とそれが割高になってしまうというケースがあります。何度修理してもまた修理をしなければならないということも起こってしまう可能性もあるので、いっそのことリノベーションなどを検討したほうがいい場合もあるケースがあります。なお、その際には新築物件を購入するのとリノベーションして物件購入費用としてどちらが安く購入できそうかをよく考えたうえで検討することをおススメします。
耐震性能が高くない物件である可能性がある
1981年以前の物件であると、建築基準の改正がおこなわれる前なので、旧耐震基準の耐震工事が施工されているケースがあります。そのため大きな地震が起きたときに耐えきれなくなる可能性があるというのがデメリットになります。と言えども、1981年以前の物件であってもしっかりと耐震工事が施工されている物件もありますので、それに関しては一度不動産会社か所有者さまに確認をされるといいと思います。
グッドコーポレーションのような不動産と建築リフォームも行っている会社はリフォームの際に耐震工事の施工も可能ですのでお気軽にご相談ください。
設備が経年劣化で古くなっている場合もある
中古物件である以上、ある程度割り切らざるを得ないことはありますが、設備がとても古く、経年劣化してしまっている場合があるというのもデメリットのひとつにあると言えます。水回りなどは古すぎると使っている最中に水が出なくなるなどのトラブルが発生することも考えられますので、なるべく水回りなどは入居前の内見のときなどにおよくチェックしておくようにしましょう。また、中古物件は現状のままの引渡しという条件が基本ですので、買主側がそれらのリフォーム費用を負担しなければならなくなるときが多いので、リフォーム箇所をしっかりと確認できるような担当者を選ぶことをおススメします。
ちなみにグッドコーポレーションでは担当者は不動産エージェント制を採用しており
一級建物アドバイザーや既存住宅アドバイザーのような建物やリフォームに精通している
有資格者が担当者となります。
不動産エージェントのご説明はこちらから
中古物件の購入を検討するメリット・デメリットについて
中古物件を購入する際の選び方や検討するポイント、メリットやデメリットなどについてお伝えしてきました。中古物件である以上割り切らざるを得ない部分もそれなりにあり得ますが、どうしても納得できない部分があるようならほかの物件を探すようにしましょう。また、信頼できる不動産会社と担当者に相談することで、親身に対応してくれるケースがあります。ご家族がいらっしゃる場合は、ご家族とよく相談したうえで、内覧の日時などを決めて、なるべく見ておきたい重要な部分はメモした状態で内覧しましょう。
参考
・カウンターキッチンにレイアウトリノベーションしたい!種類・メリット・注意点を解説
・リノベーション済みの中古マンションを購入するメリット・デメリット
・マイホーム購入のメリットとデメリットは?賃貸と比較して解説します
・DIYリフォームは可能?予算や工期についても解説
・「空き家問題」の原因と対策|空き家の売却や活用方法とは?
投稿者プロフィール
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終活や相続、不動産、生命保険に寄り添う専門のコンサルタントです。相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活ガイド、エンディングノート認定講師など、20種類以上の資格を持ち、幅広いサポートが可能です。
家族でも話しにくいテーマを、一緒に解決してきた実績があります。『勘定(お金)』と『感情(気持ち)』とのバランスを取ることで、終活・相続をスムーズに進めます。さらに、不動産を『負動産』にせず『富動産』にする方法もお伝えします!
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